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2017冬 ケニア・ナミビアの旅29(最終回)~お土産と総決算!
ケニア・ナミビアの旅は前回記事で終わりましたが、今後皆さまの参考になるかもしれない(し、ならないかもしれない)買ってきたお土産一覧&総決算記事を載せて完成しようと思います。


さすがの道祖神さんにも、ケニアとナミビアの両方に行くツアーはなかったので、手配旅行として旅程を組んでもらいました。
では、お土産から。じゃん!

左から時計回りに、赤いプレートはナイロビで買ったマサイのお皿、マサイマラのエンティムでいただいたワイン2本、青い大きな筒はヨハネスブルグで買った職場ばら撒き用ヌガー、白地に赤い何かが描かれている箱が南アフリカのルイボスティー、オレンジの箱はOtto職場お土産用のケニアのジンジャークッキー、ルイボスティーとジンジャークッキーの前にちょっとだけ見えている緑色の箱がケニアの紅茶の名産地ケリチョーの紅茶、白地の袋がケニア産のマカデミアナッツ、赤い袋菓子はナミビアで買ったカラムーチョ的なスナック菓子、その前の黄色がケニアのジンジャークッキー、手前の赤い袋がエンティムでいただいたナッツ。
目をつぶって食べたら、ポテチです。日本でも食べたいよう。
手前の白い包みがばら撒き用のアーモンドヌガー。サリーウィリアムズというブランド(メーカー?)のヌガーで、ナミビアのソーサス・デューン・ロッジのお部屋に用意されていたもの。あまりに美味しかったので、ヨハネスで購入しました。
ゾウの後ろのはチョコ&ヌガー的なキャンディで、これも美味しかったから免税店で探したのですが見つけられませんでした。
そしてこちらが、ナミビアの砂漠の植物、ナラの実から作られたクリーム。
スワコプムントでは見つけられず、ウォルビスベイの空港のお土産ショップで見つけました。砂漠の乾燥に耐えられるクリームです。東京の冬を軽~く越えさせていただきました。
ナイロビのカルフールで量り売りのハチミツを買いました。
いろんなフレーバーがある中で、これぞケニアというのはどれ?とガイドさんに聞いてもらって選びました。wild african flowerという名前だったかと思いますが、ものすごーく濃いです。美味しいです。キャロットラペにハマり過ぎるほどハマります。たぶん煮物なんかにも合うとは思いますが、勿体ないのでケチケチ食べています。

マサイ布のトートバッグも購入。シマシマがマサイを彷彿させますが、エスニック色が強すぎず、東京で使っていても浮きません。
中は綺麗なオレンジです。
ご覧のとおり、縫製がとってもとってもとっても丁寧で、日本でも通用するクオリティ。お気に入りなので汚さないように大事に使っております。
ケニアはお土産レベル上がりましたね!昔はデカい木彫りとソープストーンとビーズ細工ぐらいしかなかったと思うんですが。
ナイロビでは、雑貨はUtamaduni(ウタマドウニ:歩き方にも載っています)、食品はカルフールでほぼ揃えました。
ナミビアは、ヨーロッパにアフリカ南部テイストを振りかけた、という感じのキレイめなお土産が手に入ります。ホテルのレベルも高いし、お土産のレベルも高かったです。もちろん、多民族国家ですから、それぞれの民族の皆さんが手作りした木彫りとか革製品とかクラフト系のお土産もあります。青空マーケットもあるし、アンティークショップみたいな重厚なお店もあります。
どちらの国も、観光客向けのお土産は、日本とそれほど変わらない値段でした。
今回はマーケットではお買い物しませんでした。値段交渉している時間もなかったし、もしかしたらこれが最後になるかもしれないアフリカ旅行の記念に、ちょっといいお土産が欲しかったからです。
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さて、お次は大変気になる旅の費用について。
ちょっと引くぐらい高価でしたので、ご紹介するか迷ったのですが、思い切って大公開!
さて、お次は大変気になる旅の費用について。
ちょっと引くぐらい高価でしたので、ご紹介するか迷ったのですが、思い切って大公開!
旅行の手配をお願いしたのは、アフリカ旅行のプロ、道祖神さん。
さすがの道祖神さんにも、ケニアとナミビアの両方に行くツアーはなかったので、手配旅行として旅程を組んでもらいました。
航空券223,000円:カタール航空(羽田~ナイロビ、ヨハネスブルグ~羽田)
空港使用料2,670円:羽田空港
出入国税17,330円:ヨハネスブルグなど
燃油サーチャージ31,030円
ケニア現地費用471,000円:宿泊、送迎車、国内線航空券(ナイロビ~サンブル~マサイマラ~ナイロビ)、入園料、食事(ナイロビ初日以外1日3食全部)
ナミビア現地費用499,000円:宿泊、ガイド+専用車料金、ナミビア~南アフリカ航空券、食事(1日3食全部)
ビザ6,000円:ケニア
ビザ申請代行手数料6,480円
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計 1,256,510円 (T△T)
計 1,256,510円 (T△T)
えーんえーん。
いかにねも家が貯金を頑張ったか…。
しかし、旅の費用はこれだけではありませぬ。
チップ:ケニアのサファリドライバー1日20ドル×6日分/2人
ナミビアのガイド1日20ドル×5日分/2人
その他枕銭、荷物チップなど。
現地ツアー代:ナミブ砂漠遊覧飛行75,000円/1人
これでも、サンブルやマサイマラでは専用車ではなくロッジのサファリカーを使っているし、中の上レベルくらいでお値段以上なロッジを探していただいて、マサイマラではシンギタやフォーシーズンズを諦めたり、ナミブ砂漠ではリトルクララやアンドビヨンドを諦めたりしてるんですよ。いやもう、ああいう超高級ロッジに泊まれる人って、どんだけ金持ちなの。
というわけで、トータル140万を超えたと思います。えーんえーんえーん。
高くなったのは、アフリカ東部のケニアと南部のナミビアを無理やり組み合わせたせいです。移動にもすごくお金がかかってしまいました。
どちらか片方にすれば、単純に半額以下になるはず。ツアーを使えばもっと予算を抑えられます。
アフリカなんてもう二度と行けないと思ったから、涙を飲んで貯金をはたいたのですが、行ってしまえばまた行きたくなるんですよね。困ったことです。
再びのケニアと憧れ続けたナミビアの旅でした。
ケニアはやっぱり素晴らしい野生の王国でした。
今回も見たい動物は全部見ることができました。素晴らしいガイドと文明の利器(携帯電話)のお蔭です。
次もまたサンブルとマサイマラの組み合わせで行ってもいいなと思っています。動物たちは気まぐれですから、きっとまた全く違うサファリになるのでしょう。でも、アンボセリにも行ってみたいし、なんならタンザニアにも行ってみたい。
年を取ったら無理と思っていましたが、むしろサファリは車に乗っているだけだし、ロッジは快適だし、飛行機さえ耐えられれば全然行けることが分かって困惑しております。(笑)
憧れ続けたナミブ砂漠は、どれだけ見つめても足りないほど美しく、魅力的でした。
これほど非日常的な旅行先もなかなかありません。グリーンランド級です。
ナミブ砂漠には、たぶん一週間いても飽きないと思います。(でも住めないとは思う。)
砂丘だって登れた方が絶対楽しいです。サクサクとビッグダディに登れるように、もっと鍛えなければ。
ファルコは次回は絶対キャンプしな!と言っていましたが、キャンプ苦手な軟弱中年夫婦はまたロッジに泊まると思います(爆)
本当にプライスレスな旅でした。
またあの絶景を見に行く。
と思うことにして、日々ちまちま貯金することにします。
というわけで、長々と続けたケニア・ナミビア旅行記もこれにて完了。
最後まで読んでくださった皆さま、ありがとうございました。
この旅行記を読んで、ケニアやナミビアへの旅に興味を持って下さる人が増えたなら、とても嬉しいです。
最後まで読んでくださった皆さま、ありがとうございました。
この旅行記を読んで、ケニアやナミビアへの旅に興味を持って下さる人が増えたなら、とても嬉しいです。
次回からは、2月に行った香港旅行をダイジェストでお送りします。
2月って…いつだっけ?(爆)
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by nemo_2014
| 2018-07-16 00:28
| 2017_Kenya & Namibia
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2017冬 ケニア・ナミビアの旅19~ヨハネスブルク→ナミビアへ!
◆12月25日(月)◆
クリスマスの朝、ヨハネスブルク発9:50SA74便に搭乗。

ヨハネスブルク発の機内食も美味しかったです。
飛び立って、ピーナツ食べて、機内食食べたら、もう着陸態勢。
たったの2時間で到着しました。

あまりの日差しに影が濃すぎて文字が見えませんね(笑)
Hosea Kutako International Airportと書いてあります。とは言ってもどこだか全然分かりませんね。
ナミビア共和国の首都、ウィントフックにある国際空港です。
町からは40キロ以上離れていて、なんもない砂漠にちょこんとある空港です。
でー、ヨハネスからは2時間で到着したのに、入管で1時間以上も待たされました。
椅子なんて3つ4つしかない狭苦しい場所で、延々1時間も立たされるわけです。当然皆さん疲れるし、イライラするし、なのに入国審査は超絶スロー。何にそんなに時間がかかるのか全く理解不能なのですが、とにかく時間がかかる。
ケニアでも南アフリカでも入管なんて気にならなかったので、すっかり忘れておりました。これが真のアフリカンタイムか。
荷物をピックアップして脱出したころには、もうぐったり…だったのですが、この日から新たなガイド兼ドライバーとみっちり5日間の旅の始まりだったのです。
空港でお迎えに来ていたのは、もうカンペキな白人のガイジン(笑)という風貌のガイド、ファルコ氏。
ちょっとオージーっぽいオープンマインドな陽気さと、ドイツ由来なのかヨーロッパっぽい気難しさが同居したようなファルコは弾丸トークで我々を圧倒(笑)アフリカーンス訛りの英語なので、もうドイツ語にしか聞こえんのですよ。
ナミビアでは英語が公用語なんですが、英語を話す人はなんと全人口の3.4%。
1990年に独立したばかりの新しい国には、数多くの種族がいて、数多くの言葉が存在しています。歴史的な背景から、町の看板はドイツ語の方が目立ちます。アフリカーンスもオランダ由来なので、よく知らない私たちには「ドイツ語っぽい」音に聞こえるのです。
というわけで、ファルコの弾丸トークに圧倒されながら、ナミビアの旅が始まりました。
ちなみにナミビアドルは空港で両替しました。
ガイドへのチップはUSドルだし、クレカが使えるだろうということで、ホテルでのチップとちょっとした買い物(ミネラルウォーターとかおやつとか)用にしか両替しませんでした。
遅くなったけど、まずはランチを食べようということで、ウィントフックの町中に出たのですが、さすがのクリスマス当日。どっこも開いてません。
ファルコも「え?ウィントフックって休みなの??」という感じであちこち回って探したのですが、レストランもカフェもスーパーも閉まってました。
ちなみにファルコさんのホームタウンはスワコプムント。我々が最終日に向かう場所で、ナミビアでは有数のリゾート地です。スワコプムントはクリスマスでもお店開いてるんでしょうね。
しかたなく、ガソスタにくっついてるコンビニでパイ的なものを買い(油っこかったけど、味はそこそこイケてました)、飲み物をしこたま買って(全部ファルコの会社持ち)、車の後ろのクーラーボックスに入れて、今日の目的地へと向かいました。町と町の間隔が長く、その間ガソスタもコンビニもホテルも民家も本当に何もないので、ファルコは飲み物はかなり気を使って買っていました。

そしていきなり景勝地スプリートフーツ峠(SPREETSHOOGTE PASS)です。道中の写真がないのは、途中から未舗装道路で車がガタガタ揺れていたのと、ファルコの英語についていくのに必死だったせい(爆)
今日本語でインターネットで調べても出てこないのですが、絶景だらけの国ナミビアにあって、ニホンジンにはあまり注目されていないようですが、高原と砂漠が大半を占めるナミビアの真ん中あたりを見渡せる場所のひとつです。私たちはこの峠を超えて、海に向かって走っていきます。
この日の気温は38度越え。涼しいサバンナからやって来た軟弱なニホンジンには強烈すぎる太陽です。(写真の光芒はやりすぎ(-_-;))
ファルコは40度超えなきゃ全然普通って言っていました。
湿度が限りなく低いので日陰に入れば楽ではありますが、お肌には最凶な条件ですね。
なーんもない未舗装の道を走って走って、走りまくって、こんな景色のところに到着。
いよいよやって来ました。
向こうに見えるのは大砂海です。
旅行会社に「そんなツアーありません」と言われながら、だったら手配してもらうよ!と大枚はたいたこの旅2つ目の国に選んだのは、世界一美しい砂漠で有名なナミビアでした。
そうです。向こうに見える大砂丘は、夢にまで見た憧れのナミブ砂漠です!!!
(というか、この時点ですでにナミブ砂漠には入っております)
世界遺産的には、Namib Sand Seaというらしい。何故desertではないのでしょうか。南は南アフリカから北はアンゴラまで、全長1,288キロ、東西の幅は48から160キロもある世界最古の砂漠のひとつなんだそうです。もう規模が大き過ぎてイメージできません。
今日は、ナミブ・ナウクルフト公園内で唯一のロッジ、ソーサス・デューン・ロッジに泊まります!
ファルコも同じロッジに泊まり、夕食も一緒に取ります。初めてだと、こういうチャーター車は少々緊張しますね。もっと英語ができればそんなこともないんでしょうけど。ファルコも日本人は初めてだと言っていたので、やりにくいなあと思っていたかもしれません(笑)
さて、夏前には予約をお願いしていたのに、大人気で1泊しか取れなかったソーサス・デューン・ロッジについては、次の記事で。
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by nemo_2014
| 2018-06-03 22:46
| 2017_Kenya & Namibia
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2017冬 ケニア・ナミビアの旅11~サンブルからマサイマラへ

◆12月21日(木)◆
朝食をとり、ドミニクの車に乗ってエアーストリップへ。
出発まで時間があるということで、最後の最後まで動物を探してくれました。
ロッジを出てすぐ、

あっっっ、

最後まで優美なお姿をお見せいただいて恐縮です。優雅に歩いて行かれました。
川を渡って、バッファロースプリングス保護区へ。エアーストリップはバッファロースプリングス側にあるのです。

飛行機が9:35発ということで、ロッジを出たのは7時過ぎくらい。朝サファリには遅い時間だったため、動物はそんなに見られないかと思っていましたが、
まず、ギニファー発見♪

集団でサワサワサワサワ歩いてました。またね~。
で、お次はいきなりのソマリダチョウ(゚д゚)!

わーい、姿を見せてくれてありがとねー。

じゃあね。
お次は雌!

非常に普通に見えるダチョウですが、最後の最後に会えたらやっぱり嬉しい。
でで、最後の最後にオリックス出血大サービス!

大きな群れ!

みんな見てるーーーーー♥
サンブルですっかりオリックスラバーになったOtto。この後のナミビアまでオリックスオリックス言ってました(笑)
いよいよエアーストリップに到着。

しんみりしたいとこですが、とにかく暑い!
暑くてたまらんので、みんな車の中で飛行機を待ちます。

エアーストリップのトイレは、お掃除直後でないとかなりサバイバルなので、ロッジで済ませておくのが吉です。

今日はお土産屋はやる気ゼロ。一応商品は置いてあるけど、売り子さんはドライバーのみんなとお喋りしてるだけでした。

飛行機がやって来ました。
ドミニクに1日20ドル×4日分のチップを渡し、名残惜しくお別れ。
素晴らしいサファリをありがとう!また来るからね!
飛行機に乗り込んだら、行きのナイロビ~サンブル便で一緒だったファミリーと再会。

だいたい、皆さんおんなじ行動なんですね。彼らはサンブルの一つ先に行っていたそうです。地名は聞き取れなかった(^^;)

飛行機は緑の大地をぐんぐん飛びます。
これが乾季になるとまっ茶色になるんだろうなあ。
途中、何度かエアーストリップに停まり、3時間ほどでマサイマラに到着。

二度目のマサイマラです!
動物が沢山見られた以外の記憶がないので、ほぼ初めてのようなもの。うーー、興奮するーーー!

ロッジのお迎えのお兄さんが、我々の重ーい荷物をひょいと持ってくれました。すまん。

これからお世話になるENTIM CAMPの車はトヨタのランドクルーザー。
サンブルイントレピッズのランドローバーだって全然悪くなかったけど、やっぱり日本のクルマは乗り心地最高!なんたって腰がラクです(笑)
マサイマラにもイントレピッズがあるので、緑のランドローバーが何台かお迎えに来ていました。サンブルからついさっき出てきたばかりなのに、なんだか懐かしかったです。
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by nemo_2014
| 2018-04-23 00:14
| 2017_Kenya & Namibia
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2017冬 ケニア・ナミビアの旅6~サンブル国立保護区の動物たち
◆12月18~21日◆
サンブル国立保護区でお会いできた動物たち第一弾は、
Samburu Special Five!!!!
一般的なサファリで言うビッグファイブは、ライオン、サイ、ゾウ、バッファロー、ヒョウの大型野生動物のこと。全部見られたらラッキーなんて言われています。(特にヒョウが難しい)かつてサファリは欧州のお貴族様方の高貴なる遊びであるところのハンティングだったので(`Д´) 、ビッグファイブとは「獲りにくい」動物をさして言っていたようです。
これに対し、サンブルのビッグファイブは、他の地域では見ることが難しい、レアキャラ揃いです。
ねも家はコンプリートできました!
まずは、美しい模様、異形とも思える形状のこの方たち。

アミメキリンさま。
サバンナの首長竜、キリン。キリンの形って恐竜っぽいと思うのですが。
ガイドのドミニクはこの子が一番キレイだと言っていました。確かに、茶色が濃くて、網目がくっきりしています。
ところで、アミメキリンてレアキャラだったんですね。
エチオピア南部からケニア北東部でしか見られないんだそうです。

東京近郊の動物園にいるキリンがアミメキリンだったから、これがキリンの模様なんだと思っていたのですが、キリンにも種類がいくつかあるんですね。日本でも、マサイキリン(模様がツタの葉のようになっている)がいる動物園が結構あるんだそうです。知らなかった。

キリンの耳の裏は白い。結構目立ちます。
さてお次は、キリンカモシカとも呼ばれる超絶スレンダーボディのこの方々、

ゲレヌクです。近づくと逃げちゃうので、しょぼい望遠ではこれで精いっぱい。
中型のアンテロープ(ウシ科)で、一見インパラに似てるんですが、バランスが悪いほどに首と足が長く、頭がものすごく小さいです。変なスーパーモデルみたい(すまん)頭の小ささの割に耳が大きくて、重そうにパタパタ動かしてます。

ゲレヌク写真お借りしました。

↑これはインパラ。インパラの方がバランスいいと思う。
ウィキで調べるとジェレヌクともあるんですが、ドミニクはゲレヌクって言ってました。

写真お借りしました。
私たちがケニアに行ったのは12月末で、小雨季と小乾季の端境期でした。まだ草も木も青々としていたので、最初の写真の通り、首を伸ばさずとも木の葉っぱが食べられる状態でした。なので立ち上がった姿を見たのはい1度だけ、それも一瞬でした。
お次は、一見普通のダチョウですが、

しかし、この方はソマリダチョウ。なんと♂の首と脚が青灰色なんですよ。
実際に見ると、ちょっと不気味な色です。(すまん)
羽の色は、普通のダチョウ(マサイダチョウ)と同じ黒なのですが、黒さの度合いが違い、真っ黒、漆黒という感じです。

対してメスは、ソマリもマサイも同じような地味な茶色。なんか残念(笑)
ダチョウも近づくと逃げてしまうので、望遠が必要です。
お次は、すごーくカッコいいこの方。

ベイサオリックス。大型のアンテロープで、サンブルではよく見かけます。カタール航空のシンボルマークにもなっています。
真っ直ぐの長い角がカッコいいですね。ゆったりと走る姿はとても綺麗です。

みんな見てる…。
この後行ったナミブ砂漠で、砂丘の上でぽつんと佇む姿も見かけました。長い間水を飲まなくても大丈夫なんだそうです。
そして、サンブルのレアキャラの最後を飾るのは、

今回、ただ1頭しか見ることができなかったグレービーシマウマ。
写真左に見切れているのはアミメキリン。キリンと一緒にいたところをドミニクが見つけてくれました。すでに夕方で、薄暗くなり始めていた頃だったんですが、よく見つけられるなあ。
レアキャラのグレービーシマウマと、私達が思い浮かべる一般的なシマウマ、グラントシマウマとの一番の違いは、縞の細かさです。
これがマサイマラのグラントシマウマ。

こちら、サンブルのグレービー。

お腹が白く、頭も少し大きめで、なんともキュートなシマウマさんです。
この美しい毛皮のせいで密猟が絶えず(許せん!(`□´))、絶滅危惧種とされています。
このレアキャラも、多摩動物園にいます。いつも時間が合わずにまだお会い出来ていません。会いに行かねば!
以上、サンブルの動物第一弾でした。
はあはあ、たったこれだけの記事を書くのに3時間もかかってしまった。何故だ。
次回、第二弾は大きな猫さん達です。
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by nemo_2014
| 2018-04-08 01:25
| 2017_Kenya & Namibia
|
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2017冬 ケニア・ナミビアの旅3~ナイロビからサンブルへ
さて、ずいぶん間隔が空いてしまいましたが、アフリカ旅行記を始めたばかりでした。
香港情報もアップしたいのですが、まずはアフリカ頑張ります!
◆12月18日(月)◆
長距離移動明けで、眠くて重い体を何とか起こし、朝ご飯を食べました。Ottoによるとビュッフェだったようですが(そして沢山食べていたようですが)、覚えてない…。
7:30にお迎えの車で国内線が発着するウィルソン空港へ向かいます。
今日はまた移動。ナイロビから空路サンブルへと向かいます。サファリに辿り着くまでの長いこと(◎_◎;)

ナイロビのどの辺を通過したのかよく分からなかったのですが、とにかく人が多くて活気がありました。
あと、車にも自転車にも乗らず、ずーっと歩いている人が多かった。
ウィルソン空港はとっても小さいながら、キレイで安全でした。(ナイロビだけに(笑))
おトイレもキレイでしたよ。

もうすぐクリスマスですもんね~♪
空港ビルディングの入口で荷物をセキュリティゲートに通します。
預け荷物の重量は一人15キロまで。厳格だと聞いていたので緊張の一瞬です(;゚Д゚)
なんとか14キロ未満で行けました。ふうう。
サンブルやマサイマラに飛んでいる軽飛行機を使う場合、機体が小さく、当然ながら荷物スペースが小さいので、形が変えられないスーツケース、キャスターがついたものはだめです。つまり、狭いところにぎゅうぎゅう押し込むんですな。
道祖神のナイロビ駐在員K地さんにチェックインしてもらったところ、渡されたのはこれ。

これ、エア・ケニアのボーディングパスです。
便によって渡される色が違い、ボーディングのコールの時にも「サンブル行き出ますよ~。ピンクのパス持ってる人~!」という風に言われます。
ええええ、大丈夫なのそれ、と思いつつも、モニターにはちゃんとフライトスケジュールが出ているし、便数がそう多くないのでこれで十分なんでしょうねえ。何回も使えるからエコではあります。
K地さんと別れ、まだ時間があるので、2Fのカフェに入ってみました。

Domansというキレイなカフェです。街中にもあるそうです。
いただいたのはもちろん、

ケニアンティー。
ティーバッグがそのまま入ってるよー♥
ちょっとお茶が出すぎでしたが、まあこれも良し。
ケニアはコーヒーが有名ですが、これから飛行機で通過するケニア山周辺には紅茶の産地もあって、なかなか美味しいんです。大昔に初めてケニアに来た時に、紅茶が美味しくてびっくりした覚えがあります。さて、ピンクのパスを持ってる人たちがコールされました。
私達の飛行機はこれです!

おおっ。足がかわいいぞ。

サイズ感はこんな。

身長150cm余りのワタクシでこのサイズ感。
ええ、10人乗りでした。
なので、パイロットが近い!

このバス的感覚、伝わります?
こんなとこで超広角レンズがうなりをあげております。ふふ。
なんと奇遇にも、この便のパイロットはお父さんが日本人、お母さんがケニア人なのだそう。(グランドスタッフが勝手に個人情報を教えてくれました(笑))この後のマサイマラからの帰りも彼がパイロットで、別れ際に「お気を付けて」と言ってくれました。
はい、飛びましたー。

カメラで撮るとプロペラが撮れて面白いですね。
軽飛行機はふわふわ飛ぶので、飛行機嫌いは絶対に乗れないと思う(笑)
あっという間にナイロビを越えて行きます。

手前はナイロビ国立公園です。
飛行機はまさしく路線バスのようにいくつかのエアーストリップ(飛行場)に停まります。自分の降りるストリップが何番目になるのか覚えておいた方がいいです。もちろん、パイロットが教えてくれますけれどね。
ナイロビからサンブルまでは約1時間。
この日の便は、ナニュキ(ナンユキ?)に停まりました。
サンブルはナイロビの北にあるので、ケニア山を通過します。

山頂がチラリと見えました。
ケニア山はケニアの最高峰で5,199m。さすがの山容でした。
3日かければ、普通の人も途中まで登れるそうですよ。(山頂は専門の装備を携えた限られたプロしか行けないそうです)
高度を下げて飛んでいる時は、草原にいる大きめの動物が見られます。ゾウやキリンならばっちり、シマウマも見えます。
もうすぐ動物たちに接近できるかと思うと、ワクワクが止まりません!
サンブルに到着すると、ロッジの車が待っていました。

今日から3泊するSamburu Intrepidsの車です(これはロッジの前で撮ったもの)
ドライバーガイドはドミニクさん。

物静かながら、分かりやすい英語で丁寧に説明をしてくれ、レアな動物も粘り強く探してくれました。動物を発見すると、ただ接近するのではなく、彼らが歩いて来そうな場所に車を停めて待つというスタイルなので、本当に近くで見ることができました。
さすがは2017年スタッフオブザイヤーです。
ロッジへの道すがらが、すでにサファリ!

始めは、こーんな遠いキリンにも興奮して写真を撮りまくる!(笑)

アリ塚さえもフォトジェニック!!!!!!
そして、飛行場のあるバッファロースプリングスNP(国立保護区)からこのエワソ・ンギロ川を渡ると、
サンブルNP(国立保護区)の入口です。

サンブルというとキリン形のゲートの写真を見かけるのですが、ここは普通のゲートでした。

小屋はアミメキリン模様でしたけれども。
サンブルにはメスライオンがインパラだかガゼルの子を育てていたという話があるそうで、ゲートの脇にはその絵が描かれていました。

ここでガイドに入園料を現金(USドル)で渡して払ってもらいます。サンブル、バッファロースプリングスそれぞれに入園料がかかるので、私たちは1日70ドル×3日分×2=420ドルでした。
今回、入園料はツアー代金に含まれていたので、ナイロビの駐在員さんから現金を渡されました。マサイマラも同じでした。
ロッジへの道の途中でインパラさんのご家族に遭遇。

遠い…広角レンズ…。
今回、望遠はOttoに任せていました。
センサーサイズの小さなQ10に軽くて小さな望遠レンズ(しかも安い♪)を付けて距離を稼ごうという魂胆です。

おお。結構寄れてますね。
インパラのベイビーちゃんです。なんとかわゆい♥
何しろOttoはケニアもサファリも初めて、私も大昔に1回来たっきりです。初日の興奮たるや、そりゃもうぶっぎれんばかり。
なのですが、サンブルさん、初めっからすごいものを連発してくれました。
それはまた、次の記事で。
▲
by nemo_2014
| 2018-02-18 01:59
| 2017_Kenya & Namibia
|
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ただいま写真整理ちう。
こんなアニマルプラネット的写真が撮れたりもしたアフリカさま。

Ottoと二人して撮りまくったケニアとナミビア。
一眼やらミラーレスやらスマホやら、その数2,000枚オーバー。。。しろめ。
ひーこら写真整理しております。あー新しいパソコンが欲しい~。
もちろん、ネコ科は余さずゲットしとりますよ。
▲
by nemo_2014
| 2018-01-10 23:21
| 2017_Kenya & Namibia
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1
おいしいごはんのためなら、どこまでも行きます。現在香港とスペインを熱烈偏愛中。
by nemo
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