2017冬 ケニア・ナミビアの旅25~奇想天外@ナミビア

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◆12月28日(木)◆
今日は移動日です。
美味しい朝ご飯を食べて、
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名残惜しくロッジを出発。
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今日はナミビア第二の都市、スワコプムントに向かいます。
スワコプムントがホームのファルコは、嬉しそう(笑)

最初の休憩は、Solitaire(ソリティア)。
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ガソリンスタンドと、ロッジとベーカリーが一軒。
それだけの場所です。でも、砂漠の真ん中にこんな休憩ポイントがあるのは奇跡的ではないですか。
後で知ったのですが、近くにはチーターが見られる保護区もあるんだそうです。
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幹線道路の分岐点になる場所でもあり、この先何キロもガススタがないという状況でもあり(怖)、ひっきりなしに車がやってきます。
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奥のオレンジの建物が、ロッジです。
写真2枚とも指が入っておりますね…あまりの日差しに液晶がまったく見えず、暑くて構図どうこう考えられず…というのが言い訳ですm(__)m

ソリティアには有名なベーカリーがございます。
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手前がそのベーカリー。結構大きいです。
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意外とアメリカンな外観。
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見た目普通のショーケースですね。

なんと、世界一美味しいアップルパイが食べられるんだとか!

それがこちら。
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どうですか?
世界一感出てます?

出てる…のかな?

…そこそこ美味しかったけど、世界一ではないな。チーン。


しかしここには、魅力的なスタッフがおりまして、
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皆さんに愛嬌を振りまいておられました。きゅー♥

さてさてドライブ再開。
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ソリティアを出て、灼熱の大地をぶっ飛ばして50分少々も行ったところでしょうか、
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これ、ナミビアの救急車です(゚д゚)!

なんと事故車に遭遇したのです。
周りはなーんもない砂漠地帯、一番近いソリティアまでは50分かかるという場所で、一台の車が停まっていました。ドライバーは見た目にはケガをしているようではなかったのですが、しきりに痛い痛いと言っていました。
原因はパンク。
この道路では皆さん相当なスピードで走っているので、胸でも打ったのかもしれません。心配そうに速度を落として声を掛けるドライバーもいれば、見て見ぬふりでぶっ飛ばして行く車もあります。
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もちろん、我らがファルコは見捨てません。事故の対応をしようと停車していたドライバーの中で、唯一通じる携帯電話を持っていたのがファルコでした。
結構皆さんギャンブルな旅をしているんですね。
ソリティアでは救急車がないため、セスリエムからやって来ることになり、私たちもここで待機することになりました。

一時間半後、やってきた救急隊員に、ドライバーは驚きの発言をしました。
「救急車はいらない。病院には行きたくない。家に帰りたい」とな。
えーーーーーーーー。
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呆れかえったファルコは多少怒り気味。
そりゃそうです。
こっちはこんな果てしなく何にもない場所で一時間半もロスしてるんです。(まあ、それなりにぼんやりしてましたが)

とは言え、社会保障があまり充実していないというナミビアでは、救急車に乗って病院に行くということは、ものすごい出費なのかもしれませんね…。

というわけで、ようやくドライブに戻ります。
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ハートマンシマウマって言ってたかな。
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遠いのと、日差しが眩し過ぎて、縞模様が全然見えませんでした。


しばし車を走らせると、突如、こんな看板が現れます。
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Tropic of Capricorn 南回帰線です。
地球に横向きに引かれた三本線(北回帰線、赤道、南回帰線)のうちの一本。冬至の日に太陽が真上に来る(最も日照時間が長くなる)のだそうです。南はCapricorn(やぎ座)で、北はCancer(かに座)だそうで、理由はウィキ等々で調べてみてください。
この南回帰線と北回帰線の間が熱帯になります。私たちは北上しているので、つまりここから先は熱帯になるということですね。
看板のこっち側もあっち側も見た目は同じなんですが、こんなとこなかなか来られませんので、記念撮影をばいたしました。

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更に進んで行くと、
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キュイセップ渓谷、だと思われます。
このあたり、だんだん疲れて、ファルコの早口イングリッシュについていけなくなっております(笑)
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こういう景色は上から見るより、実際に谷間を走行する方がダイナミックさを感じられます。
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道路は意外とキレイでした。

実は途中、はっとするような絶景がいくつもあったのですが、とにかく時間が押してますので車を飛ばす飛ばす。
写真を撮る間もなく、しかし、ここだけはしっかり寄ってもらえました。

ストーンサークルの中に、もりそば。
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いや、打ち上げられたワカメかな。

不思議山盛りナミビアの中でも、一番(ぐらい)の不思議案件。
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ウェルウィッチアです。
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和名はサバクオモト、奇想天外とも呼ばれる、不思議中の不思議植物です。
皆さん、意外と図鑑で見たことがあるんじゃないでしょうか。

ナミブ砂漠の北のカオコランドと呼ばれる地域の固有種で、これで葉っぱはたったの2枚しかありません。葉っぱの根元の黒い立ち上がっている部分が茎で、葉はリボンのように長~く伸びます。が、風や砂などによって裂けて、こんな風に打ち上げられた感を醸すんだそうです。裂けた葉っぱの先は枯れてしまうので、それほど長くは伸びないんだとか。
根っこはなんと10メートルにもなって地下水を得ているのだそうです。
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成長がとても遅く、ということは寿命が大変長くて、1,000年!中には2,000年もののウェルウィッチアもあるそう。
じっと見ていると、今にも立ち上がってきそうで不気味(笑)
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まだ小さなウェルウィッチア。
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こっちは姿もまだ見えないくらい。
踏み荒らされないよう、石で囲んで保護しています。

一番大きなウェルウィッチアは、高さ1.4m×直径4mもの大きさだったそうですが、なんと心無いキャンパーに燃やされてしまったのだそうです。ひどい…。
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実物を見ても不思議度は増すばかりで、現実感のない植物、ウェルウィッチア。
ナミビアの国章にも描かれています。いつまでも見られるように、大事に大事にして欲しいな。
調べてみたら、京都府立植物園でも見られるんですね。驚いたのが普通に栽培もできるんですね。でも難しそう…種から発芽したウェルウィッチアが次に種をつけるまで、25年かかるそうですよ。

不思議体験ナミビア、お次はムーンランドスケープ。

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荒涼とした、月面のような景色ということから、猿の惑星のロケ地にもなったそうです。
約5億年前に花崗岩が地球内部から押し出され、スワコプ川に侵食されてできた地形です。ちなみに、スワコプムントのムントは口という意味で、スワコプ川の河口の町というところなんでしょうね。
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雄大なんですが、写真で見ると、あまり面白くないかもしれません。
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夕方とか、朝とか、斜面に陰影がつく時間の方が、写真的にも実際見るのもいいのかも。
真昼間だと暑いし熱いし、猿の惑星も見たことないしで長く見てられません。

ナミビアでロケするハリウッド映画は数多く、ファルコもアンジェリーナジョリーとかいろんなハリウッド俳優を見たことがあると言ってました。もしかしたらアテンドもしてたのかも。(英語聞き取れてません…)

ムーンランドスケープからすぐに海に出て、
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電線や水道管が通ってはいるけど、永遠に何もないかのような道を北上し、
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交差点が見えたなと思ったら、唐突に近代的な町に入っていました。
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ナミビア第二の都市、スワコプムントです。
いよいよ旅も大詰め、最後の宿泊地です。

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by nemo_2014 | 2018-07-08 20:42 | 2017_Kenya & Namibia | Comments(2)
Commented by tabi-to-ryokou at 2018-07-09 08:35
おはようございます
ウェルウィッチア、不思議な植物ですね。
1000年、2000年の歴史を刻んだウェルウィッチアを
燃やしてしまうなんてもう信じられないキャンパーがいるもんですね。
そして1時間半かけてやってきた救急隊員を拒否!!、なんとまあ。
チーターが生きていくには難しそうな砂漠地帯に保護区があるというのも
不思議で、ナミビアでは、猿の惑星の猿たちが飛び出してきても
もう驚かないでしょうね(^。^)
いよいよ都会ですね。スワコプムントがどんな町なのか楽しみにしてます。
Commented by nemo_2014 at 2018-07-09 22:59
> tabi-to-ryokouさん
ウェルウィッチアは存在がもうSFでした。見れば見るほど不思議。
ネットのあちこちで今も写真が残っているthe bigというのが燃やされちゃったウェルウィッチアなのかなと思います。
あんなに大きいのは、私たちはもう見られないんですよね…。
本当にいくらでも不思議カードを切って来るナミビアでした。いつか満天の星空も見たいし、北部のエトーシャに行って砂漠ゾウも見たいし、ファルコはキャンプが最高だと言うし、ナミビアにハマったら最後という気がします(笑)

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